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歯と口の健康週間 ~歯みがきで 丈夫な体の 基礎づくり~
最終更新日:2025年6月1日
6月4日から6月10日は、歯と口の健康週間です
お口の健康は、全身の健康につながります。健康的な食生活を維持するためには、80歳になっても自分の歯を20本以上保つこと(8020)が推奨されています。早期からお口の健康を保つことが、「8020」につながります。
歯周病が及ぼす全身疾患の影響
歯周病は、50歳以上の方の約8割がかかっている病気です。成人で歯を失う原因となる最も多い病気であり、誤嚥性肺炎や糖尿病、脳梗塞、心臓病等多くの病気と関係することがわかっています。
認知症と歯とお口の関係
歯の本数が多いほど、または自分の歯を失っていても入れ歯等で、口腔機能(食べる機能)を回復できている高齢者は認知症になりにくく、転倒も少ないことが研究からわかってきています。また、認知症の約7割を占めるアルツハイマー型認知症についても、歯周病予防や治療によって発症と進行を遅らせることが、大いに期待されています。
歯みがきにプラス歯間ケア
歯周病は、主にみがき残した歯垢が原因で進行します。歯ブラシだけではすべての歯垢を取り除けないため「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」などの歯間清掃具を使って、歯間ケアを行いましょう。
デンタルフロス
歯の表面に沿わせるようにして、デンタルフロスを前後にゆっくりと動かし、一度歯ぐきまでゆっくり引き下げていきます。上下に数回動かし、歯の側面を清掃します。
歯間ブラシ
歯と歯の間に沿って前後2から3回動かします。歯のすき間の広さに合ったサイズを選びましょう。
定期的に歯科検診を受けましょう
定期的に検診を受けることで、自覚症状の少ない歯周病などのお口の病気の早期発見になります。他にも、歯ブラシでは落ちない歯石をとってもらう等、専門的なケアを受けることも大切です。
6月から市の歯科検診が始まります
6月2日月曜から10月31日金曜まで指定医療機関で歯科検診を実施します。
R7健康診査・がん検診などのお知らせ(PDF:3,554KB)
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