保護者、地域等学校関係者の皆様への教育長メッセージ

最終更新日：2025年8月5日

保護者、地域等学校関係者の皆様への教育長メッセージ(65)

『津島市のがん教育』

　津島市では全国に先駆けて、市民病院と津島市医師会の協力のもと、がん教育の出前授業を行っています。平成30年度、東京女子医科大学の林和彦教授の講演会に始まり、新型コロナの広がりで二年間できませんでしたが、今年度まで中学校は市民病院の先生、小学校は学校医の先生方に外部講師を務めて頂いています。お陰で全国的にみても稀ながん教育の実践ができています。「国民の二人に一人ががんに罹患する」「常習的な喫煙や飲酒が、がんや心臓病などの様々な疾病を引き起こしやすくなる」がんという病気を正しく知ることで、がんという病気の恐ろしさ、健康と命の大切さに気づく授業を展開しています。市の保健センターの保健師さんにも登場していただいています。

　7月18日と22日に校長先生・教頭先生方と面談を行いました。7月までの取組に心よりお礼の気持ちを伝えました。ここまで子どもたちや教職員の皆さんに、大きな病気や怪我がなかったことにも感謝を申し上げました。先生方と話題になったこと。①学力（知識も思考力も意欲も）をどう引き上げるか ②先生方の授業力・学級経営力のアップ ③保護者との対応、協力 ④PTAやCSとの連携・協働 ⑤不登校対策 ⑥個に寄り添う教育支援。様々な理不尽な要求には毅然とした対応を、また話題となっている子どもとの距離については、今一度考えていただくようお願いしました。近すぎても遠すぎてもいけません。夏休みも宿題お助け隊など工夫した取組に感謝申し上げます。

　毎年行われている民生・児童委員の皆さんと学校との打合わせも行われています。地域の子どもたちの状況を伺い、対策を考えるきっかけとしています。最近目に余る公共施設（公園）へのいたずらについても相談をさせていただきました。CSの活動についても知って頂きました。

　天王川公園の中央広場で、ラジオ体操が行われました。毎日100人を越える参加者があり、「みんなの体操」「ラジオ体操第一・第二」をやりました。長い休みにはこのような毎日の生活リズムとなる取組が大切になってくると思います。
一日のルーティーンができます。昼の時間少し眠くなりますが、どうか早寝早起き朝ご飯に気をつけて下さい。ラジオ体操は日本の健康文化です。テレビやラジオで正しいラジオ体操を身に付けましょう。

蝉時雨支度の進む祭り舟

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和7年8月1日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　津島市教育委員会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　教育長　浅井厚視